私のこと

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おいしさ以上の日々

ぬか床の話~その4 ぬか床は奥が深い・・・

一昨年、知人より20年大切に守ってきたぬか床の漬物を頂きました。 そのおいしかったこと!!

茄子、きゅうり、人参など
野菜のみずみずしい味に驚かされました。
野菜の味が生きていたのです。

わが家のぬか床の野菜はおいしいけれど
百年床の味が強くて
長い間この味に慣れていた私は
野菜の味を忘れていたような気がしました。

ぬか床の話~その3 わが家のぬか床の歴史

わが家のぬか床は父方の祖父母の結婚にはじまります。
才色兼備だった祖母は北九州の旧家に嫁ぎましたが
跡取りが生まれないうちに夫と死別。
実家に戻った後、祖父と再婚しました。
サラリーマンを辞めたソフト二人三脚で商売を大きくしていきました。
この時、旧家のぬか床を受け継ぐことなく新しいぬか床が誕生したのです。

ぬか床 VS カメラマン4人

5月20日号の『九州のムラ』の取材がありました。

100年以上たつわが家のぬか床
いよいよ冬眠からさめます。

それをカメラマン4人がファインダーにおさめます。
その光景が面白いと1人はこれを撮っています。

本日のお客さまのメニューです。

今日 とうがらしのお客さまにお出ししたメニュー

しいたけのうま煮
車えびの粕漬け
まて貝ご飯
黄飯
煮ぐい
高菜の油炒め
柚子豆
呉汁

特に人気の高かったしいたけのうま煮です。
「シイタケがこんなにもおいしいものだとは思わなかった!」
「お肉に負けないおいしさと、ヘルシーさ・・・」
「肉厚でジューシー」・・・とこんな感じです。
大分県はシイタケ生産全国1位です。

豊前海の恵み

この時期ならでは「浜防風ご飯」と「まて貝ご飯」を作りました。
みなさんは自生している浜防風をご覧になったことがありますか?
ぜひ、浜防風ご飯だけでなくて自生している海岸を見てもらいたいと思っています。
このあたりの長洲や国東半島の遠浅の海岸を歩いていると砂浜に這いつくばって伸びている浜防風に出会います。

ぬか床の話~その2〜

一昨年、東京農業大学の小泉武夫先生をはじめとしてそうそうたる方々が、我が家のぬか床100年をお祝いして下さいました。
100年というと朱塗りのすごい桶にでも納まったぬか床を想像されていたと思うのですが、お見せしたぬか床はタッパーウェアに入ったどこにでもありそうなもの、きっと拍子抜けしたことでしょう。

ぬか床の話〜その1〜

まずは102年目を迎えた我が家のぬか床の話を。
4月、我が家のぬか床を冬眠から起こします。
妹は1年中ぬか床を楽しんでいますが、我が家では4月から10月まで7ヶ月間のみ。
晩秋は間引き菜、冬は白菜漬、春は高菜漬等で主役をゆずります。
私流儀でいけば、ぬか床は夏野菜がぴったり。ぬか床の発酵も夏が最高。
それに毎日混ぜる手間をしばらく休みたい。
さあ4月から気合いを入れてぬか床と付きあいます。

すいかずら酒で乾杯!



すいかずらの花をご存知ですか?
金銀花、忍冬、ハニーサックルとも呼ばれています。
5月の藪の中に、香ぐわしい白い花を見かけたことがあると思うのですがー。

40年前、先輩からこの花を教わり、
それ以来、花酒作りが私の定番行事になりました。
母の伝承のひとつに『かずらの料理は「良いご縁が続きますように」のメッセージがこめられている』と。